外壁の塗り替え成功は見積もりでわかる!失敗しない内容や業者のポイントとは?

外壁の塗り替えを検討されているあなたへ。
あなたは外壁の塗り替えで失敗したくないと考えていらっしゃるはずです。
だから、これからメールをするか、電話をするか、マッチングサイトからメッセージを送るか、どれかの行動を2~3日の間に起こそうと考えていることでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
本当に、今のままの知識だけで連絡をしてもいいのでしょうか。
おそらく不安があると思います。
そこで今回は、住宅塗装のニュータイトが、外壁の塗り替えの成功のカギを握っている見積もりや選びたい業者のポイントについてお話していきます。
Contents
1: 外壁の塗り替え見積もりで注意する3つのポイント
外壁の塗り替えをする場合、まずは見積もりを依頼すると思います。
そこで見積もりが届いたとき、最初にしっかり注意して見てもらいたい3つのポイントがありますので、覚えておいてください。
1.1: 面積
お住まいのお家の床面積はどれくらいありますか?
1階が5部屋で~、2階が3部屋だから~、という感じで計算できると思います。
では、あなたがお住まいのお家に外壁はどれくらいの面積がありますか?
はい、これを答えられる人は、ほんの一部の人です。
10年以上住んでいても、家の外壁の面積を計算した人はいないでしょうし、建坪などは気にしますが外壁の総面積なんて気にしていませんので、正直なところ「わからない」のが普通です。
しかし、この「わからないのが普通」という部分をついて、不正な見積もりを出してくる悪質な業者さんもいるということなんですね。
いやいや、ニュータイトから言わせると「セコイなぁ」という感じですが、実際の外壁の面積よりも広めの面積で見積もりをしておくと、実際は見積もり分の塗料や足場がいらないので、仕事をせずに儲けが増えているということなんです。
いや、ほんとセコイ。でも、こういったことは、知らないとコロッと騙されちゃいますので、お家を建てられたところや、引き渡しのときにもらった資料から、概算でいいので外壁の面積を知っておきましょう。
1.2: 単価
塗料の単価ってわかんないですよね?
そして、見積もりに書いてある種類の塗料と、実際の工事で使われる塗料が違っていてもわかんないですよね?
当然です。こんなこと専門職でないとわかりません。
でも、またまた、こういう「わかんないこと」を使って悪質な見積もりを出してくる業者さんがいるわけです。
ほんと、セコすぎです。
最近はインターネットがありますから、見積もりに書いてある塗料を調べると、目安の費用が出てきますので比較してみましょう。
また、工事のとき、気になるようなら塗料の缶を写真撮影して、インターネットで画像検索すると、見積もりと同じものが使われているのか確認できます。
インターネットという便利なツールを使って不正されないようにしましょう。
1.3: 総額
そんなに大きな家じゃないのに、総額が高すぎると感じる場合は危険なサインです。
というのも、あなたはこれまでにもいろいろなホームページを見ておられるはずなので、総額の目安をご存じのはず。
その経験を飛び越えた総額が提示されているのなら、危険なサインだと言えるでしょう。
2: 外壁の塗り替え見積もりの良いケース良くないケース
見積もりには、良いものとそうでないものがあります。
2.1: 良い見積もり
パッと見るとすぐにわかりますが、とにかく細かく内容が書かれています。
工事に必要な機材や塗料を塗る回数。
下地補修や下塗りなども手を抜かずに記載されていることでしょう。
また塗装に必要な足場や養生についても漏れなく書かれていることが多いですし、ゴミの廃棄が必要な場合なら「廃棄物処理」などの項目で記載されているはずです。
2.2: 良くない見積もり
こんなのが今でもあるのが不思議ですが、
「外壁塗装 一式 ○○万円」
これはNG見積もりの典型です。
また、理由のわからない値引き額がやたら高額なのも要注意です。
そもそも、そんなに値引きをすると会社がやっていけませんから。
そして、値引きをするくらいなら、最初から適正な値段を出しますから。
セールスにおける心理をついた「見せかけ値引き」は注意しましょう。
3: 外壁の塗り替え見積もり依頼でやってはいけないこと
見積もりを依頼するとき、あなたがやってはいけないことがあります。
3.1: 気がないなら依頼しない
最初から「ここには依頼することはないな」と感じていながらも、見積もりを依頼する方がいらっしゃいます。
これ、やめましょう。時間の無駄です。
そして、こういうところに限って、しつこい営業が続くものです。
依頼するつもりのない業者であれば、そのままスルーでOKです。
その業者と関わる時間を、他のことに使いましょう。
その方が絶対に有意義です。
3.2: 話を変えない
何社かに見積もりを依頼される方で、依頼先によって話を変えてしまわれる方がいらっしゃいます。
これをやってしまうと、それぞれが聞いた話で見積もりを作りますので、横一列に並べて比較することができなくなるんです。
見積もりを比較するためには、同じ条件、同じ要望、同じ話を伝えることが大切です。
3.3: 数で勝負はしない
とにかくたくさんの業者から見積もりをとれば良いのが当たるかも?
そんな思いなのかどうか、正確にはわかりませんがやってしまう方がおられます。
これ、悪くはないのですが、良くもありません。
見積もりを依頼する業者が増えれば増えるほど、説明したり見積もりを検討する時間が必要になってきます。
そして、時間が足りなくなりキャパオーバーしてしまうと、全部が面倒に感じてしまい、結局は値段で決めてしまうという、一番やってはいけないことを選びがちです。
ということなので、本当に興味のある業者だけに絞りましょう。
多くても3~5社にしておきましょう。
5社を相手にするのでも、結構時間が必要です。
4: 外壁の塗り替えを依頼する業者の見極め方
第一の見極め方は、依頼を考えている業者が「外壁塗装業」なのかどうか。
最近は、リフォーム会社さんも外壁塗装の仕事をされています。
当然、リフォーム会社さんの中に外壁塗装部門があれば問題ないのですが、そういう部門がないリフォーム会社さんの場合は、知り合いの塗装業社へ丸投げされてしまう可能性もあります。
こういう場合、仕事を受けたリフォーム会社さんは、塗装の知識や技術を持っていないので、どのような工事が進んでいても「良いのか悪いのか」判断できません。
費用の割に、工事は最低限の仕事だったという可能性もあります。
第二は、現地調査ですね。
現地調査せずに、図面だけで「わかりました」というところもあります。
でも、外壁の痛み方なんて実物を見てみないとわかりません。
また、どのように足場を組めるのかなども見ておかないと、正確な見積もりは出せません。
どんな風に見てくれるのか、様子を伺っておきましょう。
第三は、社会人としてのマナーです。
どのような対応ができるのか。
電話やメールも含めて、対応の内容を見ておきましょう。
最後は、こんなところを見ておかれると安心できると思います。
- 創業何年
- 施工事例
- 事務所がある
- 建設業の許可がある
こういった情報ですが、一昔前なら探すのに苦労しましたが、今はインターネットで探せます。
ほとんどの会社はホームページを持っていますので、そこから情報を知ることができます。
ぜひ活用してください。
5: まとめ
今回は外壁の塗り替えを検討されているあなたへ、このようなポイントをお伝えいたしました。
どれも冷静に考えると「当たり前だよね」という話なのですが、慣れないことや初めてのことだった場合、ついつい勢いだけで決めてしまうこともあります。
でも、そんな勢い任せではなく、今回の内容を参考にしていただき、冷静に見積もりや業者をチェックしながら、あなたが納得して信頼できる業者を選んでいただきたいと思います。